マイクロソフトの「Microsoft Band」のコスパはどうなのか?
マイクロソフトがウェアラブル端末「マイクロソフト・バンド(Microsoft Band)」を発表しました。
「Microsoft Health」という新しいプラットフォームを搭載したスポーツウォッチ的なウェアラブル端末です。
ナイキの「Nike+ FuelBand SE」のようなイメージですね。
心拍数、睡眠の時間と質、消費カロリー計算などの機能を搭載し、健康管理やフィットネスに利用できます。
また、メールや電話、SNS、予定表の通知機能もあり、基本的なスマートウォッチの機能も備わっています。
さらに、Windows Phoneと連係した場合、Cortana(コルタナ)の利用も可能です。
ちなみに、Cortana(コルタナ)とは、Google Nowのマイクロソフト版のようなもので、こちらはBingをベースとしています。
価格は199ドルと、比較的購入しやすい価格になっていますね。
現時点では米国のみでの発売となっており、日本での発売があるのかまだ不明です。
「マイクロソフト・バンド」の機能をもう少し見てみます。
フィットネス機能
日々の運動や健康状態を記録、解析し、目標達成を助けます。
・GPSマッピング
「マイクロソフト・バンド」はGPSを搭載しているので、ジョギングや自転車で走ったルートのマップの作成が可能です。
・心拍数の計測
心拍数を24時間計測します。距離や時間だけでは測れない運動の強度を確認することもでき、無理な運動を避け、現在の身体の状態に適した運動をすることができます。
・睡眠測定
睡眠時間や睡眠の質をモニタリングします。どのような場合に眠りが深いかなど、眠りの傾向を掴み、効果的な睡眠を助けます。
その他の機能
・メール
E-Mailの受信を通知し、そのプレビューを見ることができます。
・カレンダー
カレンダーからのアラート情報を「マイクロソフト・バンド」上に表示できます。
・Cortana(コルタナ)
Windows Phone利用時に限られますが、このパーソナル・アシスタント「Cortana(コルタナ)」は個人にマッチした情報を得ることが可能です。
・タイマーとアラーム
タイマーやアラームは運動中に利用する場面が多いですが、この機能がリストバンド上にあると案外と便利です。
スペック
ディスプレイ | 1.4インチ タッチ対応TFTフルカラー |
解像度 | 320×106 |
サイズ | ベルトの幅:39mm、41mm、49mmの3種類 |
CPU | ARM Cortex M4 MCU |
ストレージ | 64Mバイト |
重さ | 60グラム |
バッテリー容量 | 100mAh×2(稼働時間:48時間) |
通信 | Bluetooth 4.0 |
まとめ
一見これまでのスポーツウォッチですが、メールやSNSの通知、プレビュー機能があり一般的なスマートウォッチとしても十分に利用可能です。
また、音声入力ができるともいいですね。
解像度も高く視認性もいいです。
これらも踏まえて199ドルという価格を考えると、非常にコスパの良い製品だと感じてきます。
ただ、睡眠をモニタリングしたり、心拍数を24時間測定するというコンセプトに対して、バッテリーが48時間しか持たないのはちょっと痛いですね。
睡眠や心拍数を計測していたら、充電するタイミングがないですからね。
バッテリーは、この機種だけでなく、スマートウォッチ全般に言える課題です。
バッテリーの課題をクリアできる端末や仕組みが出てくるといいんですけどね。
この辺りは、アップルのApple Watchに期待してみたいと思います。
この辺りは、アップルのApple Watchもやはり期待できないですかね。機能的には楽しみな機種なんですけど。
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以下は「マイクロソフト・バンド」の動画です。
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タグ:Cortana, FuelBand SE, コルタナ