QualcommがスマートウォッチToqと発表
アメリカの携帯電話関連の通信技術開発企業であるクアルコム(Qualcomm)がスマートウォッチ「Toq」を発表しました。
最近では、Snapdragonで定評のあるクアルコムです。
そのスマートウォッチにも期待が持てます。
まずは、このスマートウォッチの特長であるディスプレイと充電方法を見てみたいと思います。
ディスプレイ
ディスプレイにはクアルコムの独自技術である「Mirasol」が採用されています。
これは電子ペーパーのような省電力でありながら、カラー表示ができるというスグレモノです。
このためToqは、時計の表示を常時オンにすることができます。
常時オンがそんなに凄いのかというと、カラー表示のスマートウォッチはバッテリー不足を解消するため通常はオフにして、時間を確認するときだけオンにするとう方法を採用しているものが多いです。
腕時計でありながら、時間を見るときにワンアクションあるのはちょっと不便です。
その点、このToqは常にオンにしたまま使用できるというメリットがあります。
充電方法
ToqはMirasolが採用したことにより、数日間バッテリーが持つと言われています。
しかし、そうは言っても数日というのは腕時計として考えた場合、かなり短い期間です。
そこで、Toqは無接点充電アダプタ「WiPower」を採用しています。
いわゆる置くだけ充電というやつです。
これで手間なく充電をすることができます。
だいたいの人は家に帰れば、時計は外すと思います。
このとき、充電器の上に外すようにしておけば、充電もできるしどこに置いたか忘れることもありません。
翌朝、出かける間際に慌てて時計を探すこともなくなるでしょう。
その他
ディスプレイは1.55インチ、解像度は288×192ピクセルです。
動画を見る限り、1.55インチにしては、少し大きいように感じます。
サイズは、43.3×47.6×9.96ミリとスマートウォッチにしては薄い方ですね。
バッテリーをバックルの位置に配置することによって本体の薄さを実現しているということです。
なお、価格や発売日は未定です。詳細がわかれば追って報告します。
最後に以下はToqの動画です。
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