eペーパーのPebbleの実力を徹底検証
eペーパーを採用したスマートウォッチの代表格であるPebble。
eペーパーゆえのバッテリーの持ちの良さやiOSにもAndroidにも対応しているという特長があります。
では、その実力を見ていきたいと思います。
歴史
2012年4月、Pebbleは資金調達プラットフォームであるKickstarterから登場すると、わずか12時間で目標の10万ドルを大きく上回る50万ドルの資金を調達するという快挙を遂げました。
その後も資金はどんどん集まり、ついには1000万ドルを超えています。
なんと、目標の100倍もの資金を調達したことになります。
時の人ならぬ、時のスマートウォッチとなったPebbleは、2013年2月ついに出荷を果たしています。
仕様
対応OS | iPhone 3GS, 4, 4S, 5,iPod Touch,Android 2.3以降 |
バッテリ | 約7日間 |
通信可能距離 | 最長約6m |
プロセッサ | ARM Cortex-M3 |
通信 | Bluetooth 2.1+ EDR and 4.0 (Low Energy) |
ディスプレイ | 144×168ピクセル モノクロeペーパー |
防水機能 | ○ |
バックライト | ○ |
充電方法 | USB |
やはり、バッテリが7日間も持つというのは大きなアドバンテージだと思います。
ウェアラブルデバイスであるスマートウォッチは常に身につけていたいので、あまり頻繁に充電したくはないです。
できれば「置くだけ充電」のような機能があればよかったのですが、この辺りは次期バージョンに期待ですね。
また、iOSにもAndroidにも対応しているところがすごいです。
ソニーのスマートウォッチ「SmartWatch MN2」なんかはXperiaにしか対応してないですからね。
※発売が予定されているソニーの次期スマートウォッチ「SmartWatch 2 SW2」は、XperiaだけでなくAndroid 4.0以降に対応となります。
連動機能
- 電話
- Eメール(Gmail or IMAP Eメール)
- カレンダーアラート
- Facebookメッセージ
- iMessage
- 電気予報
- サイレントバイブアラーム&タイマー
- SMS
- ミュージック
現在の標準的なスマートウォッチの機能を網羅しています。
スマートウォッチとして十分な力を発揮してくれることでしょう。
用途例
Pebbleをどのような用途に利用できるか。いくつか例をあげておきます。
自転車
音楽プレーヤーの操作
ジョギング
ゴルフ
まとめ
現時点で想定されているスマートウォッチの機能をすべて備えており、機能的には十分であると考えられます。
eペーパーによるモノクロ表示が少しさみしい気もしますが、スマートウォッチの用途から言えば、カラーである必要はあまりないと思います。
その分、稼働時間が長くなるというメリットがあり、ウェアラブルデバイスであるということを考えると、このメリットの方が重要になってきそうです。
ただ欲を言えば、「置くだけ充電」の機能が欲しいかなといったところです。
後は、日本で購入する場合は、ちょっと面倒なのがマイナスポイントです。
早く日本でも簡単に買えるようになるといいのですが。
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